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第26話 「一瞬の間」

Author: 詩乃宮
last update publish date: 2026-07-23 11:00:30

 銃姫から齎されるクロムの情報に震えていれば、銃姫の底抜けに明るい声が響いた。

『まあ、クロムってそんなに現れるプレイヤーじゃないし、今は置いておいてぇ……ヴィクト、暇?なんかこの後約束あったりする?』

 そんな問いかけ。ヴィクトは「んー」と少し考えて言うのだ。本日の予定、0。

「ないな。今日はアザカもいねーし、デストロイアを見て回ろうと思ってたんだ」

『あ、じゃああたしが案内してあげようか?クロムを退けたプレイヤーとは是非仲良くなりたいんだよね~』

 下心はありますよ、そう公言する銃姫。そんな銃姫のさっぱりとした態度には好感が持てた。

「じゃ、頼むわ。俺も統治者様とは仲良くなりたいんでゲスよ~へっへっへっへっ」

 そう態とふざければ銃姫は更に笑って。

『別にイベント有利になったりしないからねー。じゃあ、そっちに行くから待っててー』

 そんな会話を最後に通話が切れる。そうして、ヴィクトがその場で待つこと数十秒。目の前に、光の粒子

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